ちくちくと。~声に出せないほんとのところ~

私の病気のことや、趣味について書いてます。扱っている話題については基本ノンジャンルです。

私がバンギャをやめた理由~まだV系で消耗してるの?~

一個前の記事に関連して、私が何故バンギャをやめたのかについて書いてみようと思います。
別にやめたくてやめたわけではないんですが、人間変わっていくものですからね…。

ちなみに、タイトルの「まだ○○で消耗してるの?」は有名ブロガーのイケダハヤトさんのパクリですw
(本人もブログでどんどん使ってって言ってるし)

私がバンギャをやめるまで

お金がかかりすぎる

一番のネックはズバリこれです。お金。

V系のファンを続けていくにはとんでもない額のお金がかかります。
V系のライブに通ったりCDを買ったりしたいがために、学生でもバイト漬けなんて例はザラにありますからね…。

ライブや音源だけならまだしも、インスト(主に新曲リリースの際に行われる握手会などのイベント)に参加したり、ライブのグッズやV系専門誌なども買っていたら更に大変。
特にインストはCDの複数枚買いが推奨される(そもそも同じCDを何枚か買ってないと参加資格すらないのもある)から半端じゃなく負担が大きいのです。

ちなみに私はインストに参加したことはありませんでしたが、よくSNSなどで買ったCDの山の画像がアップされてるのを見ると…想像を絶します(∀)


バンギャのお金問題はこれだけじゃ終わりません。

V系のライブやインストに行くときは、やっぱりそれなりの服装で行きます。
私が熱心にライブに通っていた頃(遅咲きなので7,8年前ぐらい)は、ジャンル全体がある程度カジュアル化してきた頃なので少しハードな服を着ていけば大丈夫な感じだったのですが、V系専門店の服を買うとなるとこれがまた半端じゃなく高い。
e●rthやUNI●LOの5倍、高いものだと10倍ぐらいの値段のものが普通にあります。
これを普段着にしてたらおそらくキリがないでしょう。
(ちなみに私はこの手のブランドの服+ローリーズ、SLY辺りで誤魔化してましたw)

更に、これにプラスして移動用の交通費、食事代、ライブハウスに行く場合はドリンク代などがかかります。
読んでて立ちくらみを起こしそうになった方は金銭感覚が正常なので安心してくださいw

で、私個人の話をすると、この当時は持病の社交不安障害が悪化してしまい必然的にバイトをするにも困難が生じてしまうような状態でした。
前述のとおりただでさえお金がかかる趣味なので、当然思うような活動はできませんよね。
なので、行くライブは主に私が住んでいる関東近郊が中心でした。
(幸い首都圏に近いのでツアーファイナルなどの大事なライブに行けたのは良かった)

似たり寄ったりなバンドが増えた(ように感じた)

これは主観の問題もあると思うし、歳だからとか言われればそうなのかもしれませんw
ですが、各バンドの路線が固定化されすぎてしまった感が否めなくなり、必然的に見た目も似たようなバンドばかりになってしまったように感じました。

ただ、通常V系バンドは好きなバンドの亜流(見た目も含めて)から始まってそこからオリジナルの色を出していく、というのが定番なので若手バンドがそうなってしまうのはある意味自然なことなんです。
しかし、このときはちょうど、カラフルでアイドルのようなキラキラした路線のバンドと、黒を基調とした激しい路線のバンドとで二極化が激しくなっていってたのも相まって「いくらなんでも揃いも揃って個性なくなりすぎだろ...」と思ってしまったんですよね。
やっぱりV系は強い個性があってこそだと思うので、そこが薄まってしまうのはどうなんだと。
更に、V系ならではの「毒」がなくなってしまったのも私にとって寂しいことだったんですよね。
世の中に対する鬱屈した思いや絶望感を歌った曲がなくなり、薄っぺらい曲ばかりが多くなってしまったのも残念でした。

で、結局どうなったのかというと...

単純に、興味がなくなった

はいこれ(笑)
気づけばもう曲を聴いてもライブに行っても楽しくなくなってしまいました。
いつの間にか気持ちが冷めちゃったんですよね。
何ていうか全てにおいてワクワクしない。
こうやってライブはおろか、音源も買わなくなってしまいました...。


V系商法についても物申したい

あとはV系のCDの売り方にも触れておきたいですね。
私はこの点にもかなりうんざりさせられました。

V系のCDの売り方は、ぶっちゃけよく「汚いCDの売り方」として槍玉に上がっているアイドルと大して変わりません。
というか、下手したらアイドルよりひどいですw
握手会はもちろん、複数種カップリング違い、ハグ会...まぁ挙げたらキリがありません。
ハグ会なんてもはやミュージシャンがやることじゃないだろ...。

私が好きだったバンドはさすがにハグ会なんてことはしませんでしたが(w)仕掛ける側はよくもまぁここまで考えましたねぇw
バンドマン本人たちはこれをどう思っているのやら...。

CDはもうオワコン

これはV系に限ったことではありませんが、これらのイベントやCDの複数売りが蔓延している時点で、もうCDの時代は終わったのではないでしょうか。
ここまでの無茶をしなければ物が売れないわけですから、それこそ本来なら今は配信を中心にして、CDはコレクターズアイテム的な位置にいなければいけないのかもしれません。

CDを売るにしても、今はご覧のとおり「何でもアリ」の状態です。
売り上げを集計するにあたって明確な基準がなく、欧米のように「こういう売り方をしたらランキングから外される」ということもありません。
どんな売り方をしても許されてしまうからこそ、ミュージシャン達は「本来しなくてもいい仕事をせざるを得なくなってしまう」というわけです。
問題のしわ寄せはすべて末端に行く。ある意味日本の悪い縮図です。
これは集計者の立場として中立を貫いてこなかったオリコンの責任だと思います。
(中立どころか企業のトップがこんな発言してるんじゃなぁ...)

もちろん、ミュージシャンと直に接触できることを楽しみにしているファンがいることも事実ですが、それはCDを売るのとは別にして、ファンミーティングなどの形を取ればいいでしょう。

今はいい時代になりました

その点、今はこれからバンドを始める人にはいい時代になりましたよね。
インターネットの発達によって、いくらでも自分を売るツールがあるわけですから。

youtubeで専門チャンネルを作るもよし、V系のカラーに合うかどうかはわかりませんが、今とても勢いのあるnoteで曲を売ることだってできます。
音楽の才能に加えてマネジメント戦略を立てるのが上手ければ、ネットを駆使することでスターになることももしかしたら可能かもしれません。

今話題のSMAP騒動を見るに、芸能界も色々面倒なしがらみが多そうですからね...。
下手に事務所やレコード会社に入るより、できることなら才能のある人は始めから独立してやってった方がいいんじゃないかと私は思います。

スガシカオさんが前にツイッターで↓の発言してたけど、ミュージシャン側が独立して音楽を売ることで自分たちの取り分が増えればこの問題も解決するんじゃないかなぁ。

DLでももちろん嬉しいのですが、ぶっちゃけDLだとほとんど利益がないんだ。おれらみたいにスタジオで徹底的に音楽を追い込むタイプは、制作費が全部赤字になっちゃう。CD買ってもらうと、かなり制作費が補えるので、次の作品が作れるメドが立つんだよね。 CD売れない音楽業界の負の連鎖だ

というわけで、V系で消耗している皆さんへ。

ここでいう「V系で消耗している皆さん」というのは、別にバンギャ全体を指して言っているわけではありません。
V系業界でどんなに汚いやり方が蔓延しようとも(w)V系の音楽を心から愛し楽しんでいる人は世の中にたくさんいます。
私はそういう人に難癖をつける気はありませんし、人の趣味に口を出すようなことはしませんw
(むしろ何か熱中できるものがあるってすごくいいと思う)

問題なのは、熱が冷めきってしまっているのにダラダラバンギャを続けている人です。
そういうのって正直ストレスたまりません?
「今まで散々お金をつぎ込んできたし...」「V系つながりの友達と疎遠になっちゃう...」など、言い分はいろいろあると思います。
お金はもうしょうがない。
私もV系つながりでできた友達は何人かいますが、V系から離れた今でも付き合いはありますよ。
V系から離れると同時に離れてしまう友達なんて、所詮その程度なんです。
「パンピなんてクソ」とか言っちゃうような人もいるにはいますが、そういう人はV系の世界しか見えてないのでほっときましょう。

なお、「彼(バンドマン)の生活が...」とか言っちゃうのは完全に依存です。
バンドの規模によって見方は多少異なってくるのでしょうが、たいていのバンドマンにとってファンであるあなたは大勢いるうちの一人です。
まずは自分の生活の心配しましょうね。


というわけで、「もう好きでもないことを好きだと思い続けるのはストレスたまるよ」という話でした。
現に私も、上記の葛藤を抱えた挙句V系から距離を置くことですごく楽になりました。
自分の気持ちに正直になること。これはV系に限らず全てにおいていえることですね。

もし少しでも「楽しくなくなってきたな...」と思うことがあったら、そこから一旦離れてみるのもありですよ。