ちくちくと。~声に出せないほんとのところ~

私の病気のことや、趣味について書いてます。扱っている話題については基本ノンジャンルです。

【フィギュア】四大陸選手権

前の記事でお知らせしたとおり、四大陸選手権の話題です(笑)

ここ最近はフィギュアの話題が続きますねー。


男女シングルに入る前に…。

まずは、私が推しているアイスダンスのアメリカ代表、マイア・シブタニ、アレックス・シブタニの兄妹カップルが見事優勝を果たしました!ヽ(^o^)丿ヤッター
 
私は基本男女シングルだけ見ることが多くてアイスダンスはあまり見ないんですけど、去年のNHK杯のエキシビジョンで二人の演技を見たとき、その芸術性の高さとあまりの美しさにほれぼれしちゃったんですよ…。
 
以来、アイスダンス全体を頻繁に見てるわけではないんですが、単純にこの二人のファンになってしまいました(笑)
 
ダンスとペアはテレビでやってないようなのでシブタニ兄妹の演技はYouTubeで見たんですけど、このフリーダンス(シングルでいうところのフリースケーティング)は躍動感もあって最高でした!
 

女子

結果

1 宮原知子(日本) 214.91

2 長洲未来(アメリカ) 193.86

3 本郷理華(日本) 181.78

4 パク・ソヨン(韓国) 178.92

5 グレイシー・ゴールド(アメリカ) 178.39

--------------------------------------------------------------------------------

7 村上佳菜子(日本) 175.12

 (ISU公式サイトより)

 

まずすごいなと思ったのが、表彰台がなんと全員日本人です。

わが軍、強すぎか(笑)

 

1位宮原知子の圧倒的な強さ

 
 
いやー、宮原さん、強かったですね...!!
今回も鉄壁の安定感に加え、演技表現にもますます磨きがかかり気品すら漂わせる演技に感動しました。
点数も、自己ベストを大きく更新して総合214.91の高得点をマーク。
これで恐ロシアも怖くないね!
 

勝利のポイントは「着実さ」と「安定感」

ここからちょっと専門的な話になるのですが、宮原さんの今シーズンのフリーは、「着実に点を取る」というのが大きなポイントになってきていると思います。

プロトコルを見てみると、ジャンプの一つ一つは一見そこまで難しくはないんです。

他の女子はみんなやってる3-3も、フリーではやってません。

代わりに、2A-3Tのコンボが後半に2つ入っています。

この2A-3Tの基礎点は7.60。

(他の女子選手がよくやってるコンビネーションジャンプを例にとると、3F-3Tは9.60、3Lz-3Tは10.30なので、点数的にはこれら2つにはやや劣ってしまいます)

 

宮原さんはこの2A-3Tを基礎点が1.1倍に上がる後半に持ってきて、なおかつ確実に出来栄え点(GOE)による加点をもらっています。

そうすると、今回もらったGOEは両方1.40だったので

7.60×1.1+1.40=9.76となります。

このように、比較的難しくない技を上手く使って加点を増幅させてたということなんですね。

しかし、宮原さんの場合はこれを後半の、それも最後の方に持ってきています。

後半にもなるとかなり疲れてくるので、相当なスタミナがないと真似できない戦法なんです。

更に、あの鉄壁の安定感。

試合前のアップ時の実況によると「脈拍は正常だった」とのことだったので、きっと集中力もものすごいのでしょう...。

彼女はメンタルも半端なく強いですよね。

 

 

それにしても、弱音を一切はかずに自分のできることを精いっぱいやり、地道にコツコツ努力している宮原さんを見ていると「日本人の美徳」を感じます。

今まで一生懸命努力してきたからこそ、それを信じることであのような堂々とした演技ができるんですよね。

(自分を信じることが「自信」になるってこういうことだったんだなぁ)

これまで獲得してきたメダルの多くは銀メダル。いつも「あと一歩...」と何だかもどかしい気分で見ていたのが、今回はショート、フリー、総合のすべてで自己ベストを記録。最高の形で努力が結実しようやく頂点に立てたんだと思います。

本当に「おめでとう」の一言ですね。

 


宮原 知子 FS 2016年四大陸フィギュアスケート選手権 [HD]

 

 

2位の長洲さん、3位の本郷さん

まずは長洲さん。

今シーズンのNHK杯で久しぶりに見たんですが、怪我で長期離脱してたんですね...。

ジャンプがようやく安定してきたようで何よりです。

パワフルだけど柔らかさも兼ね添えた演技すごく良かったよ!

SB更新おめでとう!

これを機にアメリカ国内での株が上がるといいですね♪

 


Mirai NAGASU - 4CC 2016 - LP

 

 

本郷さんはショートの構成を上げて3Lzが入っていました。

おそらくエッジエラーを克服しようとしているのでしょうが、得意のフリップまで影響が出てしまっているのと、慎重になりすぎているのか動きが何だか重たくなってしまったように感じました。浅田さんもそうだけど、ジャンプの矯正ってものすごく大変なんだな...。

本人も納得いっていないところはあるでしょうが、ひとまず台乗りが決定。

今シーズンのプログラムはエキシ含めてどれも好きな感じなので、世界選手権での演技も楽しみです。


Rika HONGO 本郷理華 FS - 2016 4CC

 

 

そして、村上佳菜子は7位でした。

ショートでは久しぶりにキレのある演技が見られて嬉しかったんですが、フリーではジャンプの回転不足が相次ぎまさかの13位。

フリーが課題ですね...。

 

韓国勢の台頭

個人的に驚いたのが、韓国勢が台頭してきたこと。

何と10位以内に韓国の選手3人すべてが入ってきていました。

キム・ヨナとともにソチ五輪に出場したパク・ソヨンは最終グループに残りましたし、若手選手も著しく成長を遂げていて人材豊富です。

平昌五輪に向けて、国を挙げて育成頑張ってるんでしょうね。

 

 

男子

結果

1 パトリック・チャン(カナダ) 290.21

2 ボーヤン・ジン(中国) 289.83

3 ハン・ヤン(中国) 271.55

4 宇野昌磨(日本) 269.81

5 無良崇人(日本) 268.43

----------------------------------------------------------------------

6 田中刑事(日本) 222.70

(ISU公式サイトより)

 

超ハイレベルな宇宙人合戦

何だか少年漫画のキャッチコピーみたいですが(笑)今大会の男子にキャッチコピーをつけるならこんな感じでしょう。

男子の方は改めて、全体のレベル向上を感じた大会でした。

 

Pチャンvsボーヤン

男子の一番の見どころはやはりここでしょう。

特にフリーでは、得意の4回転ジャンプ4本構成で勝負したボーヤン・ジンと、滑らかなスケーティングでショパンの世界を見事表現したパトリック・チャンというそれぞれタイプの違う選手の戦いが熱かったです。

 

 

ジャンプの構成よりも表現の質を軸としたPチャンは王者の貫録さえも感じましたし、若手のボーヤンはジャンプの勢いだけでなく、演技全体にキレや余裕が出てきたな、と思いました。

同じ競技でもタイプが対極ともいえる選手がトップ争いをするのは見ていて面白いですね。

 


Patrick CHAN - 4CC 2016 - LP

 


Boyang JIN FS - 2016 4CC

 

 

日本男子も頑張りました

惜しくも表彰台には届きませんでしたが、日本男子も4,5,6位と健闘しました。

特に無良はスケーティングの面で大きな向上が見られました。

ここで終わっちゃうのがもったいない!

田中もやや緊張が見られたものの、これから場数を踏んでいけばより強くなっていけると思います。

来シーズンのGPSは2枠いけるかな?

何より、ショートは3人全員が自己ベストの点数を叩きだすことができました。

これは本当に素晴らしかったですね!

日本勢のこれからの活躍に期待です。

 

 

四大陸については以上です。

男子は世界選手権かと思うほどの熾烈な上位争いでしたね...!

女子も、宮原さんが強くなってロシア勢とどこまで渡り合っていけるのかが本当に楽しみです。

男女とも、四大陸に出ていないメンバーがワールドで出そろうのでワールドはどこまでレベルの高い戦いが見られるのか期待しかありません(笑)

 

それでは、ワールドで(笑)