ちくちくと。~声に出せないほんとのところ~

私の病気のことや、趣味について書いてます。扱っている話題については基本ノンジャンルです。

【フィギュア】世界選手権2016 男女FS+@

こんばんは、ミユキです。

 

フィギュアスケート世界選手権が終了しました。

始まる前はずっと先のことのようでしたが、過ぎてしまうのは本当にあっという間でしたね。

 

今日は、男女フリーについて書いていこうと思います。

 

 

男子

総合順位

1位 ハビエル・フェルナンデス(スペイン) 314.93

2位 羽生結弦(日本) 295.17

3位 ボーヤン・ジン(中国) 270.99

4位 ミハイル・コリャーダ(ロシア) 267.97

5位 パトリック・チャン(カナダ) 266.75

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7位 宇野昌磨(日本) 264.25

 

羽生、まさかの2位

ショートでは2位に大差をつけて1位だった羽生はジャンプのミスが相次ぎ、総合2位でした。

 鉄壁の安定感であるトリプルアクセルでミスがあったのには驚きましたね...!

と思ったら、実は左足の靭帯を痛めていたことが試合後に発覚しました。

 

www.huffingtonpost.jp

 

左足は、トウループのときにトウをつく足。

今回のフリーではジャンプの構成を4T-3Tから4S-3Tに変更していましたが、もしかしたら試合が始まる前にはもう痛めていて、足への負担を軽くするために変更したのかもしれませんね。

 

それにしても、怪我をした時期こそ不明ですが、この状態でエキシまでやり通すなんて...。

羽生はつくづく強い人です。

 


Yuzuru Hanyu 羽生結弦 FS 2016 World Championship Boston

 

同じ日本の宇野昌磨は7位。

後半の4Tではかなり痛そうな転び方をしてしまってましたが、その後の連続3Aによく挑んできましたね。

インタビューでの悔し涙が印象的でした。

この悔しさは来季に晴らしてほしいですね。

 

 

 フェルナンデスが逆転優勝

優勝したのはスペインのフェルナンデス。

ショートで12点の大差をつけられながらも、フリーで逆転優勝しました。

 

彼も靴のトラブルで直前まで思うように練習ができないトラブルがありましたが、ここ一番で素晴らしい演技を見せてくれましたね。

軽快なエッジワークで、観客を一瞬で引き込んでいきました。

後半のステップは余裕すら感じられ、まさに圧巻の演技。

 

プロトコルの面では特に4回転ジャンプの評価が高く、4Tと4SがGOE(出来栄え点)で満点を獲得しました。

PCS(構成点)では5項目中4項目で10点満点中9点台を獲得。

男子フィギュアのレベルはここまできたのかと、驚くばかりですね...!

 


Javier Fernandez FS 2016 World Championship Boston (Winner)

 

 

女子

総合順位

1位 エフゲニア・メドベデワ(ロシア) 223.86

2位 アシュリー・ワグナー(アメリカ) 215.39

3位 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア) 213.69

4位 グレイシー・ゴールド(アメリカ) 211.29

5位 宮原知子(日本) 210.61

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7位 浅田真央(日本) 200.30

8位 本郷理華(日本) 199.15

 

何と7位までが200点超え。

史上まれにみるハイレベルな戦いになりました。

 

 

1位はメドベデワ

ショート3位のメドベデワがフリーで巻き返し、総合1位という結果に。

総合223.86点、フリーだけでは驚異の150.10点

 


Evgenia Medvedeva 2016 FS RECORD 150.10 World Championship Boston

 

まったく危なげのない演技。

今回も、タノジャンプ(片手を上げるジャンプ)で多くの加点を獲得しました。

あんまりやりすぎるのも表現の良さが薄れちゃうのでほどほどにした方がいいと思うんですが...と、この人のエキシ見てて思いました(笑)

 

ジャンプだけでなく、スピンやステップもすべて最高評価のレベル4。

文字通りおそロシアの筆頭をいく存在となりました。

入れ替わりの激しいロシア勢ですが、来季はどうなるのか...。

 

 

日本女子はメダルを逃す

一方、日本女子は5,7,8位とメダルを逃す結果となってしまいました。

しかし、それぞれの演技は決して悪かったわけではありません。

本郷さんは自己ベストを叩き出したし、宮原さんや浅田さんは心にグッとくる素晴らしい演技をしていました。

これは上位陣の多くの選手が自分の持てる力を出し切った結果でしょう。

何とか3枠も維持できたことだし、来季はより強くなった日本勢が見たいですね。

 

 

そんな中、個人的に一番感動したのが浅田さん。

ジャンプこそいくつか回転不足を取られてしまったものの、伸びやかで壮大な演技に心を打たれました。

この人はやっぱり見る人を惹きつけるのが上手いですね。

 

シーズン後半は思うような結果が出ず、全日本選手権のときには引退も考えたという彼女。

ですが、今回のフリーは「点数なんてどうでもいい。こんな演技が見たかった、これでこそ真央ちゃんだ」と思えるような演技でした。

リンクに大輪の花が咲いたような、まさに今シーズンの集大成にふさわしい演技だったと言えるでしょう。

 

浅田さんはエキシビジョン後のインタビューで来季の更なるレベルアップを宣言、現役続行を表明しました。

この人のどこまでも挑戦していく姿勢は素晴らしいですね。

来季の活躍も期待しています。

 


Mao Asada (Triple axel) 浅田真央 FS 2016 World Championship Boston

 

 

「大トリ」はワグナー

海外勢で個人的に印象に残ったのは、2位のアシュリー・ワグナー

「フィギュア大国」のうちのひとつで、実力ある選手が多く存在していながらも10年間メダルなしだったというアメリカ女子は、この人によってようやくメダルがもたらされました。

 

ワグナーのフリーの演目である「ムーラン・ルージュ」は、2シーズンにわたって演じてきたプログラムです。

今回はその集大成といっていいでしょう。

幾多の名演技が生まれた今大会。

最終滑走である彼女は、気持ちのこもった演技で「大トリ」を飾ってくれました。

後半のステップで笑顔があふれたときは、心にこみあげてくるものがありましたね...。

 


Ashley Wagner FS 2016 World Championship Boston

 

 

まとめ

今シーズンのクライマックスである世界選手権も、もう終わり。

シーズンラストに素晴らしい演技をいっぱい見ることができたのは本当に幸せでした。

特に女子フリーは、神演技だらけでしたね!

この日はたまたま私の誕生日だったのですが、誕生日にこんな素晴らしい大会が見られるなんて私は何て幸運なんだろう...。

これで1年のすべての運を使い果たしたなんてことがないと思いたいです(笑)

 

それにしても、男女ともにレベルがどんどん上がっていくフィギュア界。

この先一体どうなっちゃうんでしょうか。

来季もジュニアのすごい選手が続々シニアに上がってきそうなので、そこらへんにも期待したいですね!

 

 

おまけ:メドベデワのインタビューとエキシビジョン

最後に。

優勝のメドベデワがインタビュー中、突然日本のファンに向けて「ファンサービス」をしてくれました。

 


エフゲニア・メドベージェワ インタビュー

 

セーラームーンの歌の歌詞を日本語で暗唱しだすメドベデワ。

これ、真央ちゃんがすすめたことだったんですね!

(余談ですが、このときのラジオノワの表情にロシア女子の闇を見ました)

 

メドベデワの新しい魅力

エキシビジョンでは、荒川静香さんのエキシでもおなじみの「You raise me up」を披露。

鮮やかなブルーの衣装が、照明も相まってか夜空みたいできれい。

 

メドベデワの代名詞であるタノジャンプはないのですが、それがしっとりした表現を更に引き立たせ、美しいプログラムに仕上がっているんです。

元々表現力のある彼女ですが、これはその表現を存分に発揮した良プロだと思います。

メドベデワの、表現者としての新たな魅力を引き出していましたね。

そう考えると、試合でタノばかりやるのはある意味もったいないのかも...。

 


Evgenia Medvedeva EX 2016 World Championship Boston